眼精疲労の人は年々増えています。ここ１～２年でも確実に増えているでしょう。原因としてはスマホの普及です。会社の デスクを離れてまでずっとスマホを眺めていれば、眼だって疲れて当然です。加齢やストレスが原因の場合もあるようですが、最近はほとんどが生活習慣によるものです。普段から目にいい栄養素を摂ることで、なるべく眼精疲労を抑えましょう。

ちなみに「眼精疲労」は、単なる目の疲れとは違い、目を休ませてもなかなか取れない慢性的な目の疲れであって、目の病気のひとつです。
眼精疲労は目を酷使し続けた結果として起こるとされています。パソコンのディスプレイを見つめて長時間の作業をおこなうと、目の周辺の筋肉などが緊張しますが、このような緊張状態が続く事により、慢性的に目の疲れを感じるようになるのが眼精疲労です。
疲れの他の自覚症状としては、目の痛み、目のかすみ、視力低下、充血、などがあり、目のほかにも、肩の凝りや頭痛、嘔吐が起こる場合もあります。

この眼精疲労に効くサプリメントが各種販売されていますが、その有効成分とされているのが「アントシアニン」です。各製品ごとにアントシアニンを中心として、その働きを助ける成分を配合しています。アントシアニンはフラボノイドの一種で抗酸化作用があります。筋疲労を抑える働きがあるため、眼精疲労に効くとされています。ブルーベリーに多く含まれるということで有名です。

アントシアニンの働きを助けるとされている成分が「ビタミンＢ群」「ルテイン」などです。ビタミンＢ群は視神経の働きを活発にし、充血を鎮めます。
ルテインは眼球の組織を保護し、水晶体や網膜の酸化を抑えるとされており、近年注目されている成分です。